屋根塗装のタスペーサーを摂津市の摂津リフォームが解説
屋根塗装・屋根の塗り替え時にタスペーサーを使用し、縁切りが不要?毛細管現象による雨漏り等を防ぐ?
摂津市の摂津リフォームが徹底解説!!化粧スレート、カラーベスト、コロニアルの屋根塗装についてわかりやすく説明します。
摂津リフォームは戸建て住宅の外壁塗装や屋根の修理を行っています。タスーペーサーは下塗り乾燥後に差し込み、一緒に塗装して塗り固めます。上下の化粧スレート(屋根材)にスキマをつくることにより縁切りが行え、毛細管現象による雨漏りを予防することができますが、屋根材の反り返りや劣化を促進する可能性もあり、屋根材の上を歩くとスレート屋根が割れてしまうことがあります。屋根屋である摂津市の摂津リフォームではススメしていません。
摂津リフォームはタスペーサーをオススメしません( `ー´)ノ
経験豊富な大手や屋根に詳しい店は使用しないという事実!!
タスペーサーとは?
タスペーサーとは化粧スレートの屋根塗装の際に上下の屋根の間に差し込み。雨漏りを防ぐために使用する小さな樹脂製のものです。
・スキマを確保して毛細管現象を軽減する効果・・・・・毛細管現象とは
・「縁切り」を行い水を水を排出する効果・・・・・縁切りとは
タスペーサーの使用方法
タスペーサーを差すことで、上下の屋根材の間にスキマが確保できており、塗料で埋まりにくい。
塗装後の縁切り作業がほとんどない。
※注意事項※
経年劣化による反り返りで4mm以上のスキマがある場合は使用できません。
※ 3寸勾配未満の屋根には使用してはいけない。
一緒に塗り固めて接着させます。(塗装完了後には使用しないこと)
3寸勾配未満の屋根にタスペーサーが使えない理由
3寸勾配の屋根を1枚外すとよくわかります。
雨水はすでに屋根材を固定するクギの近くまで上がっている。
タスペーサーを差して、屋根の角度が少し緩やかになると水がクギに到達する可能性があります。
タスペーサーでスキマを開けると風の影響も受けやすくなる。
屋根塗装で「縁切り」しないと「毛細管現象」の助長
化粧スレート屋根材の縁切りの必要性、毛細管現象。
わかりやすく画像で説明していきます。
通常時の屋根はこのような断面になっています。(上下の屋根材のスキマがない。)
①先端が塗料で埋まり水を排出できないと?
②水が貯まり屋根の下に水がはいる。
{解説}雨が降り隣の屋根材との間から侵入した水が下に流れにくくなります。
せまいスキマに水が入ると毛細管現象を助長します。
最悪の場合は屋根材の釘部や上部から水が乗り越えて、屋根の下に水が浸入。
タスペーサーを使用した場合の効果
タスペーサを使用して屋根塗装するとどうなるかを画像で説明
A.施工前
B.下塗り乾燥後に差し込む
C.中塗り、上塗りを施工する
D.雨が降ってもキレイに水が流れる
屋根塗装はやめた方がいい3つの場合
①屋根材が大きく反り返っている場合
屋根の寿命。葺き替え、カバー工法が必要
②踏むだけで割れてしまう場合
屋根の寿命。葺き替え、カバー工法が必要
③緩やかな屋根勾配の場合
緩やかな屋根(3寸勾配未満)は縦葺き屋根への葺き替え・カバー工法をオススメする場合があります。
屋根は専門的な知識が必要です。
工事費用を無駄にしないように気をつけましょう。
化粧スレート・カラーベスト・コロニアル
板金屋根工事の専門分野です。
摂津リフォームに相談してください(`・ω・´)
屋根塗装のタスペーサー(メリットとデメリット)
メリット
1.タスペーサーでほとんどの縁切り作業ができる。
2.上塗り後に屋根の上に乗る必要がない。(要縁切り確認)
3.毛細管現象が起きにくくなる。
デメリット
1.屋根にスキマを開けるということは、屋根材の劣化を促進する可能性がある。
2.タスペーサーをさしても大丈夫だが、その部分を踏むと割れる可能性がある。
3.タスペーサーを使用し、次回の塗替えのさいに乗ると屋根材が割れる可能性がある。
4.3寸未満の屋根に使用すると雨漏りの危険性がある。
タスペーサーはデメリットが危なすぎる(; ・`д・´)