屋根塗装の毛細管現象を摂津市の摂津リフォームが解説
屋根塗装・屋根の塗り替え時には毛細管現象を知っていた方がいいでしょう。
摂津市の摂津リフォームが徹底解説!!化粧スレート、カラーベスト、コロニアルの毛細管現象についてわかりやすく説明します。
摂津リフォームは戸建て住宅の外壁塗装や屋根の修理を行っています。
緩やかな屋根勾配の化粧スレートは屋根塗装をオススメしません( `ー´)ノ
毛細管現象とは?
重力により水は下に落ちていきます.....が
一定の条件が揃うと、水が上に登っていきます。
植物が根っこから吸い上げた水を、上部の葉や花に水を吸い上げるのと一緒の仕組みです。
「「狭いスキマだと、水は上に上がる現象」」
コップとストローで毛細管現象の実験
コップとストローによる毛細管現象の比較をします。
①1個のストローを半分に切り、2個にする。
②1本のストローだけ押さえつけて、スキマをせまくする。
③コップにいれた液体に2本のストローをさす。
左が普通のストローで、右がせまくしたストロー
せまいほうが水は上に上がっています。
(手品ではありません)
せまいと水が水面よりも、上に上がる現象を「毛細管現象」といいます。
化粧スレート屋根の「毛細管現象」
化粧スレート屋根材にも、この毛細管現象はおきます。
わかりやすく画像で説明していきます。
①通常時の屋根はこのような断面になっています。(上下の屋根材のスキマがない。)
3寸勾配の毛細管現象
②雨が降ると上下の屋根材のスキマで数㎝の毛細管現象が発生しています。
新築時15年程度は普通は問題ない。
風、スキマ、劣化等が原因で屋根材の下に水が入ります。
屋根の反り返り、毛細管現象、緩勾配だと危険です。
緩やかな屋根勾配の場合は特に注意が必要です。
A.クギの穴から屋根材の下に水が入る。
B.屋根材の上部から屋根材の下に水が入る。
古いアスファルトルーフィングは防水機能が低下して雨漏り
最初のころは大丈夫でも、シートは20年は持ちません。
アスファルトルーフィングは防水シートですが、永久品ではないんです。
A.クギの穴からシートの下に水が入る。
B.シートの穴から下に水が入る。
ここまでの知識がない、塗装屋さん、屋根屋さんは危険サイン(*´Д`)m